ホリスティック・リーダーシップ・プログラム(HLP)第1回 開催のご案内
■目次
この度、各分野でチャレンジしているリーダーやリーダーの卵、起業家、企業の経営者、幹部候補、管理職人材や人事関係者などを対象に、「全体性(ホリスティック)」や「共創性」をテーマにこれからの時代に求められるリーダーシップを磨く自己訓練プログラムを開催します。
ビジネスその他の取り組みにおいて、短期的な勝ち負けではなく、中長期的にリーダーとして成長し続け、事業や組織を発展させていくためには、自身の心身の調和と、組織全体のウェルビーイングを高めることが大切です。ホリスティックリーダーシッププログラム(HLP)では、「対話」をベースに、ヨガやハーブ・アロマなど身体性や自然からのアプローチで、参加者がリーダーとしての内面を強化し、チームやステークホルダーにポジティブな影響をもたらすための具体的なスキルと知識を提供します。
中村 一浩 (Kaz)
武蔵野大学ウェルビーイング学部 准教授 株式会社Dialogue with 代表取締役 株式会社Project Design Office 代表取締役
ミスミ、リクルートなどを経て独立後、慶應SDMの博士課程でイノベーションと対話を研究。数々の大手企業に対して、対話の場を通じた実践的な人材育成・組織開発、事業構想やイノベーション創出の支援をしている。著書「なぜすぐに決めないリーダーが結果を出し続けるのか」「ことばの焚き火」等
■HLP開催に向けたコメント
共同プロジェクトを始めたきっかけは、共同主催のMacが宇宙ベンチャーで壁にぶつかり、その結果、ヨガやハーブティーなどの身体性を伴う活動や自然と関わることを始めた姿が、過去の自分と重なったことでした。
身体性や自然という叡智が眠っている世界に対して、社会で活躍するビジネスパーソンたちがアクセスできておらず、その知恵を活かせていない印象があります。最近では科学もそのことに気づき、探究が始まっています。そこで、私たちに似た境遇の人に、今回のような場を設けることによって、その人自身だけでなく、その人が影響を及ぼしている組織や社会の役にも立つと考えました。
また、先日、エコロジーの分野で有名なイギリス「シューマッハ・カレッジ」を訪問した際、そこでの活動の尊さと深さを実感した一方で、事業経営の面で工夫できることがまだまだあるのではないかと感じました。自然からの叡智を学びつつ、ウェルビーイングに関する営みを事業として持続的に回していくこと、またそれらを再現可能な方法や技術、理論としてカタチにしていくこと。参加者の皆さんと一緒に試行錯誤しながら、実践していければと思います。